ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

73
SCORE

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』は、2006年にニンテンドーDSで発売された『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』のリメイク作品です。シンオウ地方を舞台に、オリジナルのストーリーを忠実に再現しつつ、Nintendo Switch向けにグラフィックが刷新され、現代的な遊びやすさが加えられています。懐かしい冒険を最新のグラフィックで楽しめるだけでなく、地下大洞窟のリニューアルやポケモンの連れ歩きなど、新たな要素も加わり、古くからのファンも初めてのプレイヤーも楽しめる作品となっています。

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基本情報

プラットフォーム
Nintendo Switch
発売日2021年11月19日
開発・販売ILCA
価格6,578円(税込)

詳細スコア

グラフィック
70
ストーリー
85
ゲームプレイ
75
マルチプレイ
60
サウンド
80
コスパ
70

良い評判

  • 原作『ダイヤモンド・パール』のストーリーや世界観が忠実に再現されており、深い懐かしさを感じられます。
  • グラフィックが向上し、キャラクターやフィールドが可愛らしいデフォルメで描かれ、シンオウ地方の冒険をより魅力的に彩っています。
  • 「地下大洞窟」がリニューアルされ、より多くのポケモンが出現するようになり、ポケモンの石像発掘などのやり込み要素も充実しています。
  • 学習装置の全体適用や秘伝技の「ポケッチ」からの使用など、現代的なQOL(Quality of Life)改善が施され、全体的に遊びやすくなっています。
  • 殿堂入り後もバトルタワーや伝説のポケモンとの出会いなど、豊富なポストゲームコンテンツが用意されており、長く楽しめます。

悪い評判

  • 原作『ダイヤモンド・パール』の忠実な再現を重視したため、『ポケットモンスター プラチナ』で追加された要素がほとんど収録されておらず、物足りなさを感じるプレイヤーもいます。
  • フィールドでのキャラクターのデフォルメ表現や一部のカメラワーク、マップデザインなど、グラフィックの方向性については賛否が分かれています。
  • 発売当初は壁抜けやポケモン増殖などのバグやグリッチが多く報告され、ゲーム体験を損なうケースがありました(多くはアップデートで修正済み)。
  • わざマシンが消費アイテムのままであったり、移動時に地形に引っかかりやすい、シンボルエンカウントの当たり判定が大きいなど、一部の操作性やシステムに不便さが残っています。
  • GTS(グローバルトレードステーション)がゲーム内から廃止され、『Pokémon HOME』を介しての利用となるなど、オンラインでのポケモン交換機能が簡略化されています。

プレイヤー総評

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』は、多くのファンが待ち望んだ『ダイヤモンド・パール』のリメイク作品として、シンオウ地方の懐かしい冒険をNintendo Switchで再び体験できる喜びを提供してくれます。原作のストーリーや世界観が丁寧に再現されており、当時の感動が色鮮やかなグラフィックで蘇る点は、特に原作をプレイした世代にとって大きな魅力でしょう。 ポケモンを連れ歩ける機能や、地下大洞窟のリニューアル、秘伝技のポケッチからの使用といった現代的なQOL改善は、ゲームプレイをより快適にし、ストレスなく冒険に没頭できる工夫が凝らされています。

しかし、本作は『プラチナ』の要素がほとんど取り入れられなかった点や、発売当初のバグの多さ、グラフィック表現に対する賛否など、一部で厳しい意見も見受けられます。 特に、過去のリメイク作品と比較して「忠実すぎる」と感じるプレイヤーもおり、新鮮な驚きを求める方には物足りなさを感じるかもしれません。 対戦環境も『ソード・シールド』に比べて簡素化されており、競技性の高さを求めるプレイヤーには不便さが残るでしょう。 全体としては、原作へのリスペクトに満ちた良質なリメイクであり、シンオウ地方の冒険を純粋に楽しみたい方には自信を持っておすすめできる作品です。時間を忘れて没頭してしまうこと間違いなしですが、リメイクとしての「進化」に過度な期待を抱きすぎず、あくまで「忠実な復刻版」として向き合うことが、本作を最大限に楽しむための鍵となるでしょう。

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